第2章 PHPの基本 / 第5回 模擬試験
PHPのより良い識別子の命名ルールに関する次の記述のうち、一般的に推奨される記述はどれか。
変数名にはその中身が推測できるような意味のある名前を付ける。
正解
変数名は常に1文字(`$a`、`$b`など)にすることが推奨される。
変数名は日本語のローマ字表記を避けるべきではない。
変数名の付け方に、可読性は一切関係しない。
解説
変数名は、後でコードを読む人(未来の自分を含む)がその変数に何が入っているか推測できるよう、意味のある名前(例: `$userName`、`$totalPrice`)を付けることが推奨されます。
他の選択肢が推奨されない理由は次の通りです。
・`$a`, `$b`のような1文字の変数名は、`for`文のループカウンタ(`$i`, `$j`)のような限定的で意味が自明な場面を除き、何を表しているか分かりにくくなるため一般的には推奨されません。
・変数名に日本語のローマ字表記(`$kokyaku`など)を使うことは、英語話者との協業のしにくさや表記揺れの懸念から、一般的には避けて英単語(`$customer`など)を使うことが推奨されます。「避けるべきではない」という記述は、一般的に推奨される方針とは逆です。
・変数名の可読性は、コードの保守性に直結する重要な要素であり、「一切関係しない」というのは誤りです。
例:
```
$d = 10; // 何の値か分からない(非推奨)
$discountRate = 10; // 何の値か明確(推奨)
```
(参照: 独習PHP 第4版 第2章 PHPの基本 2.1.3節 より良い識別子のためのルール p.52〜54)